ごちうさ聖地巡礼記(59) 〜エズ編〜 ココアが降りたバス停へ
ココアがバスを降りたバス停のモデルとなった場所へ
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エズ村2日目の朝
エズ村で迎える朝は気持ちの良いものだった。 昨日は雲ひとつない青空だったのだが、今日も快晴のようだった。 地中海の天気が晴れが多いのか、それとも私たちの運が良かったのか分からないが、エズ村の滞在中の天候にはこの上なく恵まれていた。
バルコニーからの景色だ。 エズ村では今日もいい景色が見られそうである。
これは昨日スーパーで買ったイタリアのジュースだ。 レモンミント味ということで、ミントが入っているところがヨーロッパらしい爽やかな味だった。
突然だがこれはホテルのトイレの流すボタンの写真だ。 日本ではタンクの横に付いているノブを回すと水が流れることが多いが、フランスでは便器の上に巨大なボタンが付いており、大きい方のボタンを押すと大、小さい方のボタンを押すと小の水が流れるようになっていた。 デザインはパリでもコルマールでもエズ村でも共通していて、2つの縁が少しだけ重なり合ったデザインになっていた。 ポーランドの空港でも同じデザインだったような気がする。
ココアが降りたバス停へ
私たちは朝食を食べたら朝一で、昨日回れなかった聖地へ向かうことにした。 ココアがバスを降りたバス停である。 ホテルをチェックアウトし、エズ村と反対側へ大通りを歩くこと5分くらいで、目的地に到着した。
大通りは海沿いを通っているので、歩いている途中で綺麗な海を見ることができた。
これが目印のレ・フロ・ブル (Les Flots Bleus) というバス停だ。 和訳すると「青い海」だ。
このバス停のちょっと向こうに、お目当ての案内表示がある。
結構車の通りが激しかったので、歩道が途中で途切れた関係で近づくのに苦労したが、少しずつ近づいていった。
これがそのシーンだ。 ココアの左側にある行き先表示が、この場所にある右側の行き先表示とそっくりではないか。
どうやらこの場所で間違いなさそうである。
道を渡るために少し奥の横断歩道まで歩いていった。
これがその行き先表示だ。
ちなみにこれがバス停からの眺めだが、劇場版で出てきた眺めとは全然違っていた。 劇場版ではここから海にかかる橋が見えていたが、現実では橋はエズ村の右側にあり、位置関係的に見えなかった。
戻る時も綺麗な海を見ていった。
途中には植木鉢に綺麗な花が植えられていた。
ホテルの前まで戻ってきた。
ホテルを通り過ぎ、エズ村の入り口の方へ向かった。
再びエズ村の中へ
現地のスーパーであるカジノ・ショップはもう開店しており、店頭には美味しそうな果物が並んでいた。 今思うと果物にも挑戦してみて良かったかもしれない。
村の登り口付近には、お土産屋さんのような店があった。
フランス国旗が大量に建てられた、愛国心にあふれたホテルもあった。
昨日頂上や植物園の中からも見えた時計台だ。
今日はこのレストランでお昼を食べる予定である。 店の名前を見るだけでワクワクした。
エズ村の入り口まで辿り着き、私たちはエズ村の中へと入っていった。
エズ教会へ
昨日は村の西側のシャトー・エザと真ん中にある植物園の周辺を歩いたのであるが、一番東側のエリアを歩いていないことに気づいたので、まずは東側にある教会へと向かってみることにした。 ヨーロッパの村には少なくとも一つ教会があるようだ。
村に入って最初の分かれ道を右側へと進んでいく。
すると周囲をよく見渡せる山のへりに作られた道へと出た。
下にある家もよく見えた。
道を歩いていくと、開けた広い広場へと出た。 村の中でこれだけ広い広場は、植物園の頂上にあった城跡くらいだろうか。
そして振り返ると、ベージュ色をした教会の建物があった。 エズ教会 (Église Notre-Dame-de-l'Assomption d'Èze) と呼ばれる教会のようだ。 この教会の横には時計台が付いており、さっき下から見えた時計台の建物は、このエズ教会だったようであった。
中に入ってみた。
横にはマリア様の像が飾られていて、その下に蝋燭が灯されていた。 蝋燭は箱にお金を入れて購入するようになっており、値段ごとに蝋燭の色が異なっていた。 一番値段の高い赤色の蝋燭ばかりが灯されていた。
教会を出るとお昼の予約時刻までまだしばらく時間があったので、それまで自由に村の中を歩くことにしたのだった。