ごちうさ聖地巡礼記(54) 〜エズ編〜 エズ村頂上の植物園を散策 (前編)
エズ村の頂上の植物園に植えられている植物を鑑賞した
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植物園を散策
植物園の頂上で景色を楽しんだ後は、植物園の中を歩いて鑑賞することにした。 植物園は山頂をぐるりと囲むように作られ、遊歩道で一周できるようになっている。
地図の中央にある白い部分が山頂で、下が海の方向だ。
山頂から下りて行く階段からも、熱帯植物と海が見える絶景を楽しめた。
ここからは植物園の公式ページで調べた植物名も交えながらいきたい。
この背の高いサボテンはおそらく「エキノプシス・テルスチェッキ」という名前だ。 なんとマイナス10度まで耐えることができるということで、とてもたくましい。
サボテンの間にヴィーナス像が立っている。
これは公式ページからは見つけられなかったのだが、ほのかに赤く色づいた葉っぱが綺麗だ。
海とヴィーナス像を一緒に撮ってみた。
空と海とサボテンの共演だ。
しゃもじのような形をしたサボテンが可愛い。
サボテンと青い海は、どちらも暑さが似合うので、一緒に眺めても合うのだろう。
草木にサボテン、家、海、空の欲張りセットだ。
ここからは植物をアップで見ていきたい。
真ん中にある赤い花をつけた植物は「キダチアロエ」だ。 南アフリカ原産で、葉は食用すると胃薬としての効果や、火傷を癒す効果があるそうだ。
アロエの花はこんなに綺麗なものだったとは知らなかった。
これは和名で「銀世界」という名前が付けられている、メキシコ中部の高地が原産のサボテンだ。 棘の生え方が規則的で綺麗だ。
これは和名で「花弥生」と呼ばれる、南アフリカ原産の多肉植物だ。 花は日本にも生えていそうな見た目をしているが、葉を見てみると太くて丸っこい形をしている。
これは墨キリンという和名がついたサボテンだ。 アフリカ大陸の北西のカナリア諸島が原産ということだ。
先ほどとは違う詩が飾られていた。
左側に立っている大きいサボテンは、ギリシャ語で「山のろうそく」を意味する「オレオセレウス・セルシアヌス」だ。 南アメリカ原産らしい。
これはイトシャジンという和名が付けられた花で、珍しく熱帯植物ではなく、北半球に広く分布しているとのことだ。 紫色の花が美しい。
これは南アフリカ原産の、耐寒マツバギクという植物のようだ。 濃いピンク色の花がとても美しい。
これはキンコウマルという和名がつけられた南アフリカ原産のサボテンだ。 個人的に長いヒゲがフサフサしてそうな見た目で気に入った。
このまん丸なサボテンはキンシャチという和名がつけられた、メキシコ原産のサボテンだ。 20〜30年経つと、直径が1mくらいになるそうだ。
そしてこれは「マレフォラ・クロセア」、別名「レッド・アイス・プラント」と呼ばれるアフリカ原産の植物だ。 燃えるような赤色がとても綺麗だった。
こちらは「エケベリア・リラシナ」というメキシコ原産の多肉植物だ。 白い粉を帯びて薄紫色になった葉が綺麗で、お気に入りの一枚だ。
これは「夕映え」という和名がついた多肉植物で、アフリカ北西部のカナリア諸島が原産だ。 花のように広がった葉が綺麗だ。 葉の縁がピンク色に色付いているのも美しい。
これは「竜山」という和名がついているアロエで、南アフリカ原産ということだ。 名前のイメージの通りトゲトゲした見た目がかっこいい。
そしてこちらは「吹雪柱」という名前がついたボリビア南部原産のサボテンだ。 ふさふさした白いトゲが柔らかそうな印象を与える。 そして柱から飛び出たピンク色の棒状のものが、花のようだ。 なんとも鮮やかで綺麗だ。
これも先ほどと同じ「マレフォラ・クロセア」だ。 真っ赤なこの花は、植物園の入り口付近のエリアにたくさん植えられていた。
そしてこれはバクヤギクという和名がついた花だ。 アルゼンチンとチリが原産だということだが、日本でも持ち込まれたものが野生化していて、渥美半島で見られると言うことだ。
こちらの非常に背が高いサボテンは、Lophocereus marginatus と呼ばれるメキシコ原産のサボテンだ。 育つと4~6m に達するというから驚きだ。
そしてこちらの観光客にタトゥーを彫られてしまった植物は、アガベ・サルミアナと言うメキシコ原産のサボテンだ。 アロエに似ているが、サボテンのようだ。 大きくなると 3~4m の大きさになるらしい。
この緑色の実を付けている植物は、「樹容キリン」と言う和名が付けられている植物で、地中海周辺に広く見られるということだ。 花の中から身がなっている光景が面白い。
そして最後は、「ぺらぺらよめな」という和名が付けられている植物だ。 メキシコから中央アメリカに分布しているそうだ。
一つずつ植物を調べていくと、世界中から植物が集められ、この植物園に植えられていることがわかった。 まさにエキゾチックな植物園という名前がぴったりだ。
熱帯地方の植物が植えられている場所を抜け、矢印の方には地中海風の植物園があるということなので、そちらへ向かってみることにした。