ごちうさ聖地巡礼記(43) 〜ストラスブール編〜 ストラスブール大聖堂へ(後編)

ごちうさ聖地巡礼記(43) 〜ストラスブール編〜 ストラスブール大聖堂へ(後編)

クレベール広場を散策した後、ストラスブール大聖堂へ向かった

Yuri Chayamachi · 7 minute read

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クレベール広場

私たちはストラスブール駅から歩き、世界遺産に街全体が登録されている、ストラスブールの旧市街が栄えていたグラン・ディル地区までやってきた。 この地区の中央にある大きな広場がクレベール広場 (Pl. Kléber) だ。

広場の中央には銅像が立ち、周囲にはテント張りの露店と、その周りにはテラス席のついたカフェが並んでいた。 広場を囲むように建っている建物も6階建て以上の高さがあり立派である。

公園の周囲の建物にはカフェや小売店などが入っていた。

公園の中央のバザールを覗いてみたところ、衣服や雑貨などが売られていた。 日本のアニメ柄のTシャツも売られていた。 下に書いてある日本語が適当すぎて面白い。 私たちが英語のスペルを間違えたりするのもネイティブの人から見たらこんな感じなのだろう。

普通のワンピースやTシャツなども売られていた。

広場の一番奥側にはトラムが走る線路があった。 奥に写っている Galeries Lafayette と書かれた大きい建物はフランスで名のしれたデパートのようだ。

広場の周りにある店を見て回ることにした。 この立派な建物の中に入っているのは本屋だ。

プレッツェル屋さんもあった。 プレッツェルはドイツ発祥だと言われているが、ストラスブールやコルマールがあるアルザス地方が発祥だという説もあるようだ。

中には日本の漫画が売っている本屋もあった。 有名な作品がフランス語に訳されてショーウィンドウに並べられていた。

ちなみにこのクレベール広場だが、「WHITE ALBUM 2」 というゲームにも登場する聖地だということである。 仲間の1人がこのゲームを好きなようで、この広場に来れたことを喜んでいた。

大聖堂のほうへ

私たちは再びグラン・アルカード通りに戻り、大聖堂のほうへ向かっていくことにした。 この通りは道幅が広い上に人が多く歩いており、都会らしさ強く感じた。

道の左側にマクドナルドを見つけた。

この道沿いにも携帯電話ショップがあった。 ストラスブールではガジェット屋さんを多く見かける。

通りの左側に並んでいる建物の間に細い道があったので、そこを通って一本横の道へ行くことにした。 地図を見るとこの小さな通りにもドミニカン通り (Rue des Dominicains) という名前が付けられていた。

通りを抜けると正面に大きな教会があった。 タンプル・ヌフ教会 (Église protestante du Temple-Neuf) というプロテスタントの教会で、その大きさはストラスブールで大聖堂に次いで2番目に大きいということだ。 建物は割と新しく、というのも1870年に普仏戦争により元々の建物は焼けてしまい、現在ある建物は再建されたものだということだ。

教会の前はタンプル・ヌフ広場 (Pl. du Temple Neuf) という広場になっており、ベンチに腰掛けて教会の前でくつろげるようになっていた。

教会の右側の通りを進むやいなや右折し、ゾルフェーブル通り (Rue des Orfèvres) という細い通りに進んでいく。

細い通りの左右には店が並んでおり、通りの細さの割には人が多く賑わっていた。

アーチ型の窓はほとんどがショーウィンドウになっており、上品な雰囲気だ。

通りの途中にネゲル (Naegel) というお菓子屋さんがあり、そこのショーウィンドウに並んでいるお菓子がとても美味しそうだった。

ケーキからサンドイッチまで色々な商品が並んでいるが、どれも非常に美味しそうだ。 次にストラスブールに来た時には食べに寄ってみたいと思っている。

通りの端に差し掛かると、左前に巨大な建造物が見えてきた。 これがストラスブール大聖堂だ。 今まで見てきた教会などの建築とはスケールが違う大きさだ。 まるで大きな山を目の前にしたような迫力を感じる。

通りの端にはレストランがあり、テラス席の美しさに見惚れてしまった。

純白のテーブルクロスに食器が綺麗に並べられている様はとても美しい。

そして私たちはゾルフェーブル通りを抜け、大聖堂の前までやってきたのだが、そのあまりの大きさに圧倒されたのだった。

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