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ごちうさ聖地巡礼記(42) 〜ストラスブール編〜 ストラスブール大聖堂へ(前編)

Yuri Chayamachi
旅行コルマール2023ごちうさ
ごちうさ聖地巡礼記(42) 〜ストラスブール編〜 ストラスブール大聖堂へ(前編)

· 16 minute read

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駅前の荷物預かり所へ

私たちはコルマールからストラスブールへやってきた。 ストラスブールではフルール・ド・ラパンのモデルとなったレストランを見に行く予定である。 お目当てのレストランは有名なストラスブール大聖堂のすぐそばにあるのだが、ストラスブール駅からは20分ほど歩いたところにあるため、スーツケースを持ったままでは大変だ。 なので事前に駅前にあるスーツケース預かりサービスを予約しておいた。

予約したサービスはパリで利用したのと同じ radical storage (ラディカル・ストレージ)というサービスだ。 事前にネットで予約と支払いを済ませることができるのと、荷物の大きさに制限がないという点で、現地のコインロッカーを使うよりも安心だ。

サービス自体は良いものなのだが、私たちは凡ミスによって荷物預かりの店を見つけるのに手こずってしまった。 ことの経緯を説明しよう。

私たちはパリでも同じサービスを利用したのだが、その時に荷物を預かってくれたのは ibis という3つ星ホテルだった。 そして今回ストラスブールで予約した予約票に書かれた住所をマップで検索してみると、同じ ibis というホテルがあったので、私たちはそのホテルだと思い込んでいたのだ。 しかし実際にホテルに行ってみると、私たちはそんなサービスはやっていませんと言われてしまった。 フロントの人に予約票の住所を見せると、「確かにこのホテルの住所ですが、何でこの住所が使われているのかわかりません」と言われてしまった。 フロントの人からは「駅前に青い ibis があるのでそちらではないでしょうか?」と言われたので、青い方の ibis ホテルに行ってみたのだが、結果は「私たちは荷物預かりサービスはやっていません」だった。 この ibis ホテルはフランスの各地にある上に、1つの駅の周りに何店舗も出しているのだ。 日本の東横インを強化したようなホテルである。

私たちは途方に暮れて、コインロッカーを探して使おうかなどと話していたところ、私はラディカル・ストレージの予約票を見てあることに気づいた。 名前のところに "strastelecom" (ストラス・テレコム)と書かれているではないか。 すかさずマップで検索してみると、最初に入ったホテルのすぐ横に店があった。 しかも住所がホテルと全く一緒ではないか。 何と同じ住所に複数店舗が入っており、そのうち片方がラディカル・ストレージサービスをやっていたのである。

Radical Storage Strasbourg

これがラディカル・ストレージの予約票だ。

5th Day Strasbourg Return to Gare de Strasbourg 11

予約票に書かれていた stras telecom という店は小さな携帯電話ショップだった。 まさかこんな店が荷物預かりサービスをやっているはずはないと思い込んでいたのも、店が見つからなかった要因の一つだ。 半信半疑で携帯電話ショップに入り、店員に荷物預かりサービスをやっていますかと聞いてみると、「やってますよ!」と言われた。 そんな感じで15分ほど迷いに迷った果てに、何とか荷物を預かってもらったのであった。

旧市街の方へ

無事に荷物を預かってもらったので、私たちは目的地へ向かうことにした。 まずはストラスブール駅から正面方向へ伸びるメール・クス通り (Rue du Maire Kuss) を歩いていく。

5th Day Strasbourg to Cathedrale Notre Dame 1

両側には洋風の建築が立ち並び、いかにもヨーロッパといった街並みだ。

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これは荷物を預かってもらった店だが、この店も同じ通りに面していた。 この店以外にも複数の携帯電話ショップが同じ通りにあり、携帯電話ショップの数の多さにびっくりさせられた。

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通りを歩いていると、日本のフィギュアやゲームが並んだ店を見つけた。 気になったので入ってみると、店内にはいろいろなフィギュアや、ファミコンやPS2などレトロなゲームのカセットが並んでいた。 仲間の1人はPS2のゲームで気になっていたゲームを見つけたようで、日本のゲームを買っていた。 店は店長と子供の2人でやっており、子供はドラゴンボールのTシャツを着ていた。

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店を出て再び通りを歩いていくと、橋に差し掛かった。 橋が架けられているのは、フォー・ランパール運河 (Canal du Faux-Rempart) という運河で、橋の名前は歩いてきた通りの名前と同じクス橋 (Pont Kuss) だ。 この運河は近くを流れるイル川 (L'Ill) から分岐してまたイル川に合流するように作られており、橋の向こう側は川と運河に挟まれた大きな中洲のような地形になっている。 そのためかどうかは分からないが、橋の向こう側の一帯は「大きな島」を意味するグラン・ディル (Grande Île) という呼び名で呼ばれており、このグラン・ディルは歴史的に中心市街が栄えた区域として世界遺産に登録されているそうだ。 私たちがこれから向かうストラスブール大聖堂も、このグラン・ディルの中にある。

写真に写っているのは橋の手前の横断歩道に設置されていた歩行者信号で、フランスで見かける歩行者信号はだいたいこの形だった。

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運河の脇には並木が植えられており、良い雰囲気だ。

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運河の岸には歩道があり、その横には石で作られた堤防と鉄の柵がある。 石造りと鉄の柵と並木がおしゃれな雰囲気を感じさせる。

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橋の手すりも模様がおしゃれだ。

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川の両側の壁には落書きがされており、コルマールよりは治安がよくないことが察せられる。

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そしてふと橋の反対側を見てみると、トラムがちょうど橋を渡って走ってきた。 ストラスブールにはトラムが走っていたのだ、

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橋を渡っているトラムと、その右側には木組みの家が見え、何ともいい景色だ。

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トラムは橋を渡ると私たちの正面方向へと走っていった。 私たちもトラムを追いかけるように橋を渡っていく。

旧市街の中へ

トラムが走っていった右側をみると、立派な建物が立っていた。 旧ペテロ教会 (Eglise protestante Saint-Pierre le Vieux) である。 この教会であるが調べてみると訳ありで、カトリック宗派の教会とプロテスタント宗派の教会に分かれているようだった (wikipedia)。

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こちらの歴史を感じる立派な建築がカトリックの教会だ。

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そしてこちらの比較的新しい建物がプロテスタントの教会だ。

この教会は元々カトリックの教会だったようだが、16世紀の宗教改革によって一時期プロテスタントの教会となり、その後一部分がカトリックに返還されたという経緯があるようである。 そのため教会の内部にはまるでベルリンの壁のような隔壁が設けられており、一方はカトリック、もう一方はプロテスタントの領域となっていたようだった。 この隔壁に扉が設置されて両者が行き来できるようになったのはごく最近の2012年という事だから驚きだ。 それだけ宗派の違いというのは大きいものなのだろう。

私たちは左折し、旧ワイン市場通り (Rue du Vieux-Marché-au-Vins) へと入っていった。

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道の真ん中にはトラムの線路が敷かれており、その両側に歩道が設けられていた。 車道ではなくトラム専用道路になっているのを見るのは新鮮だ。

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歩道のすぐ脇をトラムが走っていくのを見ると迫力がある。

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これはトラムの駅で、まるでバス停のような外見だった。

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私たちは歩道を歩いていく。

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旧市街ということで両側には歴史を感じる建物が並んでいる。 道もコンクリートではなく石畳みであることも古き良き雰囲気を出している。

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歩道が少し高くなっており、まるで駅のホームがずっと続いているようだ。

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通りを歩いていくと、目の前をトラムが横切っていった。 トラムはこのグラン・ディルを縦横無尽に走っているようだ。

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このトラムは私たちが渡った橋の隣のサヴェルヌ橋 (Pont de Saverne) によって運河を渡ってきたようだ。

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トラムが通る交差点には信号が存在しないので、自分で気をつけながら道を渡るしかない。 幸いトラムの走行速度はゆっくりなので、万が一ぶつかったとしても軽傷で済むだろう。

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さらに通りを直進していく。 建物が隙間なく立ち並んでいる様子は、ヨーロッパの都会といった感じだ。

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テラス席のすぐ横をトラムが掠めていく。

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トラムが走り去っていった後は、道の真ん中に広い空間が残される。 車が一切走っていないのが、この独特の雰囲気にとって重要なのだろう。

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左側を覗くと市場通り (Rue du Marché) があり、道の真ん中にはカルーセルが設置されていた。 どうやっても歩行者天国な通りだ。

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走っているトラムのラッピングは様々で、こちらの青いラッピングはスタイリッシュでかっこよかった。

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道を歩いていると寿司屋も見かけた。 ちなみにこの寿司屋の名前は後で回収することになる。

しばらく歩くと広場に行き当たった。 鉄人広場 (Pl. de l'Homme de Fer) というらしい。

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ここもトラムの線路が無数に交差していて渡るのが大変だ。

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広場の真ん中には特徴的な丸い屋根が設置されている。

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広場の周りにはレストランなどの店が並んでいた。

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そしてこれは偶然トラムが逆方向から同時にやってきた写真だ。

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通りの左側を見るとユニクロを見つけた。 フランスにもユニクロが進出していたようだ。

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結構な頻度でトラムが走っていくので、隙を見て道を渡らなければならない。 私たちは直進し、オート・モンテ通り (Rue de la Haute Montée) へと進んで行った。

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この通りは左右の建築物が立派なのが印象的だった。

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左側の建物のバルコニーには凝った装飾がなされた手すり付けられていた。

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そして右側には全く違う趣向の、アーチ型の窓が特徴的な立派な建築が建っていた。

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私たちは道を渡り、右に曲がってグランド・アルカード通り (Rue des Grandes Arcades) へと進んで行った。

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歩行者天国の広い通りだ。 道の両側には店が並んでいる。

そしてさらに通りを進んでいくと、右手に今まで見た広場とは比べ物にならないほどの広大な土地が現れた。 このグラン・ディル地区の中央広場である、クレベール広場 (Pl. Kléber) だ。

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まさに中央広場と呼ぶにふさわしい、立派な広場だ。 何やら広場の中央にはテントがいくつも張られている。 私たちは広場を一周していくことにした。

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