ごちうさ聖地巡礼記(41) 〜ストラスブール編〜 TERに乗りストラスブールへ

ごちうさ聖地巡礼記(41) 〜ストラスブール編〜 TERに乗りストラスブールへ

コルマールからストラスブールまでTERに乗って向かっていく

Yuri Chayamachi · 9 minute read

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ストラスブール行きのTERへ

私たちは4泊したコルマールのアパートに別れを告げ、コルマール駅へと歩いてきた。 楽しい時間もつまらない時間もあっという間に過ぎていくことに変わりはないが、楽しい時間は振り返った時に何日分もの思い出を1日に詰め込んだような充実感がある。 コルマールの4日間は、振り返ると非常に濃密で充実した思い出となった。

さて、次の目的地はストラスブールである。 ストラスブールまでは TER というフランスの快速列車が走っていて、約30分で結ばれている。 コルマールとストラスブールは地図上では結構離れているように見えるが、フランスの TER は時速150km以上で走るので、時間としてはあっという間である。

コルマールの駅はレンガ造りの建物で、正面には天井の高い大きなホールがある。 コルマールに到着した時は駅舎の中を通らずに、脇にある出口から外に出たのだが、電車に乗るときは駅舎の正面から入って切符を買い、ホームに入っていく。

駅のホールのホーム側には液晶パネルがあり、列車の時刻が表示されていた。 いくつかストラスブール行きの列車が表示されている。 またパリ東駅行きの列車はTGVで、日本でいう新幹線にあたる列車だが、同じ時刻表に表示されていた。 日本では新幹線はホームも在来線と完全に別仕様だが、フランスでは在来線とつながったホームから発着している。

窓の透かし絵は誰が描かれているのだろうか。 絵の中に文章が書かれているので、機械翻訳で訳してみた。

「最近の進出によって、彼らは画家にとって最高のモデルとなった。 世界の友人たち 双子は対称的なステンドグラスの窓のためにさえ、2つのジュアイを描いていた。」 (原文: Les récentes au entures en avaient fait les meilleurs serai de modèles au peintre où la récurrence du un grand rôle. amis du monde. Les jumilles avaient même pour des vitraux symétrique chiffre deux jouai...)

筆記体なのでよく読めないところがあったが、どうやら有名な双子のモデルのようだ。

駅のホールでチケットを買い、私たちはホームへと向かった。 ホームには乗る予定の TER がもう到着していた。 急いでチケットをホームにある改札の機械に通そうとしたのだが、機械の入り口がガムテープで塞がれており、チケットを通せなくなっていた。 他の使える機械があるのだろうかと思い、周囲を確認してみたものの、それらしい機械は見当たらない。 チケットを改札に通していない不安はあるものの、列車に乗り遅れたらどうしようもないので、とりあえず列車に飛び乗ることにしたのだった。

後で仲間がコルマールに詳しい有識者に確認してくれたところ、今年の初めあたりに改札機にチケットを通す義務が廃止されたということだった。 このサイトによると、スマホの普及によってQRコードの利用が主流になったためだということらしい。 かつては刻印を押していないと車掌さんから80ユーロの罰金を要求されたということだが、これからは罰金を支払う心配がなくなるということで、フランスの列車に乗りやすくなったと言えるだろう。

TER の窓は大きく、外がよく見えた。

これが TER のチケットだ。 航空券と同じサイズでとても大きい。

列車の天井には行き先が表示されていた。

ストラスブールに行く時に見えた景色は、リクヴィールに行く時と違い、ブドウ畑ではなく普通の畑のようだった。

途中停車駅がいくつかあった。

途中停車駅その2。

ストラスブールが近づいてくると建物が増えてきた。

いよいよホームが見えてきた。

私たちの列車は無事にストラスブール駅に到着した。

ストラスブール駅

ストラスブール駅はコルマールに向かう際 TGV に乗り換えた時に一回降りたが、2回目に見てもホームの屋根が高くて立派な駅だ。

駅の出口を示す表示だ。

ホームにはコルマールのホームにあったのと同じ自販機が置かれていた。

駅の出口へは地下道を通っていく。

地下道へ落ちないようについている手すりが素敵である。

手ブレがひどいが地下通路の写真だ。 照明で結構明るかった。

こちらも手ブレがひどいのだが、地下道を歩いていくと駅の正面ホールに出る。 コルマール駅と同じような作りだ。 ホールの横には relay という駅のコンビニが入っていた。 日本でいう newdays や kiosk のような感覚だ。

天井からはワイヤーで LED のライトが吊り下げられていて、まるで宙に浮かんでいるみたいだった。 またホールの窓に嵌め込まれたステンドグラスがとても綺麗だ。

こちらがホームから歩いてきた地下通路だ。

それにしても天井がとても高くて立派な建物だ。 何か歴史的な建築を使っているのだろうか。

駅のホールを外から撮ると、立派な洋風建築の入り口だった。

そしてストラスブール駅がすごいのは、その外側である。

なんと建物の正面を覆うように透明な窓がかかっていたのだ。 この窓の内側にいる時の開放感はたまらないものがあった。 まさに歴史的な建築と近代建築が融合していた。

窓の外には人物の絵が飾られていた。

離れて見るとなんとも壮観である。 さながら近代的なスタジアムのようだ。

駅の前は広大な広場になっており、広い公園にいるかのような開放感だった。

駅の正面方向には店が並ぶ通りが伸びており、私たちの目的地もこちらの方向だ。 立派な駅を眺めつつ、私たちは通りの方へと進んでいった。

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