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ウンターリンデン広場で
次の聖地スポットのウンターリンデン美術館を目指して歩いてきた私たちだが、 広場の目の前に緑色のプチ・トラン (Petit Train) が止まっているのを見つけた。 街中で何度もすれ違って気になっていたので、折角ということで乗ることにした。 ごちうさの作中にも出てきていたので、これも聖地巡礼の一環である。

プチ・トランに乗る方法がわからなかったので、まずは他の乗客の様子を観察しながら広場を散策することにした。



事前にコルマールに詳しい仲間から聞いた話で出てきたスーパーマーケットがあった。 モノプリ (MONOPRIX) という店は、なんでも揃うスーパーマーケットとのことだ。 しかし、残念ながら今日は日曜日なので、店は閉まっていた。

広場の別の場所には、白いプチ・トランの乗車場があった。 この広場からは2種類の色の違う列車が発着しているようである。
緑色のプチ・トラン
他の乗客の様子を観察していたところ、どうやらプチ・トランの前にいるおじさんからチケットを買っているようだった。 私たちもおじさんに話しかけ、チケットを買うことにした。 私たちはおじさんに英語で話しかけたのであるが、おじさんは私たちに「日本人ですか?」と聞いてきた。 正解である。 実は日本人だと言い当てられたのはこれが初めてではなく、パリの空港でタクシーに乗るときにも、運転手の人から日本人だと言い当てられた。 日本人特有の何かがあるのだろうか。
とにかく私たちは、無事にプチ・トランのチケットを買うことに成功した。


席は1列に4人座れるようになっていた。

目の前の背もたれにはヘッドホンがかかっており、音声ガイドが聞けるようになっていた。 黒いボックスのスイッチを押すと、言語を選ぶことができ、日本語も選ぶことができた。

客車の天井は透明になっており、空がよく見える。

さて、全員が乗り込んだので出発だ。 ここからは車窓の写真をメインに楽しんでいただきたい。







プチ・トランはまず、コルマール北西の小さなエリアをぐるりと一周し、一旦出発地点へ戻ってきた。 最初に通った道は、まだ散策したことがない道がほとんどだった。
2周目は、コルマールを大きく一周するルートへ入っていく。









コルマールの南の方まで来ると、見覚えがある広場が見えてきた。 今日最初に訪れた、甘兎庵のモデルになったレストランがある広場である。





ラウンドアバウトを通っていく。





コルマールの一番南から見たロシュ川だ。 ここからの眺めも絶景である。



見覚えのあるパン屋が見えてきた。 今朝の朝食を買ったパン屋だ。

ここのお土産屋さんも、以前の記事で写真を載せたことがあるのだが、覚えている方はいるだろうか。

美しい眺めのプティット・ベニス橋を通っていく。

再び甘兎庵のモデルがある広場を逆方向へ通り過ぎていく。



私たちのアパートの近くまで来た。 この店は、夜遅くまでお酒を飲む人たちで賑わっている。 コルマールの大衆居酒屋のような立ち位置なのかもしれない。



緑の列車はチマメ橋を曲がっていく。









これだけで何の建物かわかった人は、コルマールの達人だ。 答えは読者に委ねたい。





コルマールを一周して、プチ・トランは終着地であるウンターリンデン広場に戻ってきた。 ついさっき歩いた道も、車に乗って通ってみると、また違う気分で景色を楽しむことができるから不思議だ。 車窓をたくさん写真に収めることができたので、窓際に座らせてくれた仲間に感謝である。