ごちうさ聖地巡礼記(17) 〜コルマール編〜 ごちうさ聖地スポット巡礼(その4)
神沙姉妹の通ったトンネルと、ココアと千夜の高校へ
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神沙姉妹のトンネル
春祭りを楽しんだ私たちは、近くにある聖地スポットへ向かうことにした。 アンシエンヌ・ドゥアンヌ広場の正面のレストランの隣にはクリーム色の家があるのだが、その右脇から道が伸びている。 私たちはそちらの道へ進んで行った。
広場の喧騒とは打って変わって、人気の少ない閑静な空間があった。 こういう喧騒から隔絶された空間は好みだ。 正面に向かって進んでいくと、蔦のはっている壁に人が1人通れるくらいのトンネルが開いていた。 ここはごちうさの作中で神沙姉妹が通ったトンネルである。
完璧に一致しており、パラレルワールドが存在すると言われれば信じてしまいそうになる。
トンネルをくぐってしまう前に、振り返って静かな空間にレンズを向ける。
人の通りこそ少ないものの、広場に面した家々は美しい外観をまとっている。
トンネルの脇の花壇には綺麗な花が植えられていた。
満を持してトンネルを潜り抜ける。
トンネルを潜ると、目の前には緑でいっぱいの開けた公園が現れた。 公園の中には遊具があり、地図を見ると遊び場ということだ。 通りに対して斜めに伸びている道がおしゃれだ。 このモンターニュ・ヴェルト通り (Rue de la Montagne Verte) を左側へ歩いていくと、次の目的地がある。
ココアと千夜の高校
次に向かうのは、初日にラビットハウスのモデルのレストランへ向かう時にも通った公園である。 その時は日が暮れていたので、改めて明るい時に見に行こうという算段だ。
向かっていく途中に美術館があった。 中には何やら現代らしい作品が飾られている。
公園に到着した。 これは昨晩プロジェクションマッピングが投影されていた建物、ポール・エドモンド・キュルチュール・エドモンド・ゲレ (Pôle Média Culture Edmond Gerrer) という名前の図書館である。 ごちうさの作中では、ココアと千夜、そしてチノが通う高校のモデルになっている。
正面に2本の塔が付け足されて豪華になっているが、三角の屋根や校舎の窓の配置といい、この建物で間違いない。 作中の高校は正面が広場になっているが、モデルの場所も広い芝生が広がっており、よりリアルに高校のモデルをイメージすることができる。 この場所はスクエア・ドゥ・ラ・モンターニュ・ヴェルト (Square de la Montagne Verte) と呼ばれており、文字通り芝生が張り巡らされた空間は正方形をしている。 別名「2月2日広場」(Pl. du 2 Février) とも呼ばれているようだ。
公園には見事な植木が植えられていた。 ワインの栓が開けられそうだ。
蔦が這わせてあるアーチは、昼に見ても美しい。
不規則にワイヤーが貼ってあるこちらの扉を私は非常に気に入った。 普通だったら格子状の網目になっているところだが、不規則にすることでまるで通り抜けられるような感覚になる。 もし豪邸を建てるようなことがあれば、入り口にこちらを設置したい。