ごちうさ聖地巡礼記(8) 〜コルマール編〜 駅からアパートへ その1
コルマール駅からシャン・ド・マルス公園まで
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コルマール駅
TER に乗ってコルマールに到着した私たちは、コルマール駅のホームに降り立った。 コルマール駅の雰囲気を味わいながらホームの駅を歩いていると、自動販売機を見つけた。
中身は日本では見たことがない商品ばかりだ。 見慣れたリプトンのお茶もあるが、フレーバーが日本とは違う。 私はミントシトロン味のリプトンを買ってみた。 爽やかで飲みやすいリプトンらしい味だが、ミントの味が入っているのがフランス流だ。
コルマール駅に到着したのは18時。 19時にはラビットハウスのモデルとなったレストランで予約をしてあるので、荷物を置くために、まずは宿に向かうことにした。
駅の出口は別のホームにあるので、地下道を通って向かっていく。
出口は2つあるが、木組みの街がある目的地は "Centre Ville" (町の中心) と書かれた左側だ。
地下道からホームに上がると、駅の出口はすぐそこだ。
駅の外に出ると、コルマール駅の全体を見ることができる。 レンガ造りの立派な建物だ。
駅前にはのどかな雰囲気が漂っている。 パリで感じた治安の悪さからくる緊張感は、ここでは感じない。 いい意味で程よく田舎といった感じだろうか。 これから4日間、比較的安心して過ごせそうである。
コルマール駅からアパート方面へ
大きな荷物から解放されるために、今回宿泊する予定の貸アパートへ向かう。 中身が詰まっている訳ではないとはいえ、私たちは全員が70L以上のスーツケースを転がしている状態だ。 街中を身軽に歩くためにも、一刻も早くスーツケースを手放したい。
駅前には普通の建物が並んでおり、道もコンクリートで舗装されているので大きなスーツケースを持っていても歩きやすい。 町の中心と書かれた方面へ向かって進んでいく。
通常の建物にも窓枠のあたりから洋風らしさを感じる。
シャン・ド・マルス公園 (Parc du Champ de Mars)
町の中心へ向かっていくと、途中で大きな公園が見えてきた。 ごちうさの中でよく出てくる、ベンチが置いてある公園のモデルになった公園である。 公園の中心から放射状に伸びる道の両側には木々が植えられており、とても素敵な雰囲気だ。
公園の中心には大きな噴水があり、その中央部分には像が立っている。
公園の横には見覚えのある立派な建物があった。 この鉄柵といい建物といい間違いない。 リゼ邸のモデルになった建物である。 ごちうさの劇中ではリゼちゃんの家へ向かう時に公園を通る描写があったが、実際のモデルも公園のすぐ隣にあった。 この建物はコルマールが属するオー・ラン県 (Préfecture du Haut-Rhin) の地方行政局らしい。
公園の中心付近は多くの人で賑わっていた。 到着したのは 4月29日 だが、ちょうど 4月30日 までコルマールでは春祭りが開催されていたのだ。 屋台もたくさん設置されており、食べ物や雑貨を売っているのは日本と同じだ。
賑わいを横目に公園を通り抜け、我々はアパートへ向かった。