ごちうさ聖地巡礼記(7) 〜コルマール編〜 ついにコルマールに到着

ごちうさ聖地巡礼記(7) 〜コルマール編〜 ついにコルマールに到着

ストラスブールで TER に乗り換え、ついにコルマールへ

Yuri Chayamachi · 5 minute read

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ストラスブールで乗り換え

パリから TGV に乗ること1時間半、乗り換え駅のストラスブールに到着した。 ストラスブールと言えばノートルダム大聖堂や、フルール・ド・ラパンのモデルとなったレストランがある街だが、5日後に立ち寄る予定なので、今は駅を出ずにコルマールへ向かう。

TGV から降りると、雲の切れ間から日がさしており、気持ちのいい雰囲気だった。

ストラスブール駅もなかなか立派な駅だ。反対側のホームには逆方面の TGV が停車していた。

乗り換える予定の TER は別のホームに停まっているので、地下通路を通って乗り換えホームへ向かう。地下通路からはかなり多くのホームへつながる階段が伸びていた。

地下通路を上がると、乗る予定の TER の車両が停まっていた。 車両には "Grand Est" という文字が見える。日本語にすると「極東」といったところだろうか。 その下にはコルマールが属する地方である Alsace (アルザス) の文字が見え、目的地であるコルマールがすぐ近くにあることを感じさせる。

車両の行き先表示からは "Colmar" (コルマール)の文字が見える。 はやる気持ちを抑えながら、車両に乗り込む。 列車の中は空いており、ボックス席を確保することができた。

TER の車両は列車の中に高低差があり、歩いていると日本の車両では味わうことのできない感覚がある。

列車はストラスブールを離れ、南へ下っていく。 それにしてもストリートアートは伝統的な建物であっても容赦無く施されているものだ。 コンクリートやシャッター以外に施されているのを見るのも新鮮だ。

これは旅情を感じているチノちゃんである。 コルマールへ向かう列車の車窓をつぶらな瞳に映しながら、何を想っているのだろうか。

途中、景色に木組みの家が見えた。 木組みの家はコルマールだけのものではなく、この地方の伝統的な建築のようだ。

それでは、コルマールに着くまでの間の車窓をお楽しみいただきたい。

TGV の時と違い、色とりどりの家々が見えたりして絶えず車窓が変化していたので、途中で飽きる間も無く、気づいたらコルマールの手前まで来ていた。 そしてついに到着である。

この6文字を目の前にすることをどれほど願っただろうか。 長い旅路の末、ついにコルマールに到着した。 時刻は午後6時だが、コルマールは北海道より緯度が高い場所にあるので、この時期はとても日が長い。 午後の昼下がりを思わせるような日差しに歓迎され、コルマールに到着した感動はさらに大きなものになった。

コルマール駅の雰囲気を体いっぱいで味わいながら、駅の出口がある反対側のホームへと向かった。

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