ごちうさ聖地巡礼記(51) 〜エズ編〜 エズ村の頂上へ(入り口〜シャトー・エザ)
エズ村の頂上を目指して歩いていく途中でシャトー・エザの行き先表示を見つけたので寄ることにした
前回の記事
エズ村の中へ
エズ村の入り口へ辿り着いた私たちは、村の中へと入っていくことにした。
村の入り口には石で造られたアーチがあり、そこを境にして中には外と全く異なる雰囲気を感じられた。 アーチの中には石造りを基調とした中世の風景が広がっているようだった。 異なる世界に足を踏み入れる感覚は、コルマールの中心地へ向かう時に感じとものと近かった。
入り口の付近にはエズ村の文字と絵がくり抜かれたオシャレなゴミ箱が置かれていた。
入り口から下の方を覗いてみると、大きな石造りのチェス盤が置かれた中庭があった。 ファンタジーで出てきそうな趣だ。
入り口に飾ってあった手彫りの木の看板が可愛かった。
石造りのアーチをくぐると、さらに奥に強固な石のトンネルがあり、さながら城の門のようだった。
石のトンネルには窓が設けられており、外を覗けるようになっていた。
石のトンネルを抜けてすぐのところには、テラス席のレストランがあった。
塀の向こうには青い海が見えて気持ちいい場所だ。
村の中はいかにも山の斜面に作られたことを感じさせるような高低差がある。
この扉は入り口に沿って蔦が張り巡らされていておしゃれだった。
私たちは階段を上らず、左側の道を進んでいった。
人がすれ違うのがやっとの細い道の両側に、石造りの建物が所狭しと並んでいる。 この前を見通せない狭い感じが、冒険心をくすぐる。
こちらは手作りの工芸品を売っている店のようだった。
こちらもクリエイションと書いてあるので、なんらかの工芸品を売っている場所なのだろう。
この緩やかにカーブした上り坂をみるとワクワクしてこないだろうか。
石壁に行き先表示があり、シャトー・エザと書いてあった。 明日ランチを予約している高級レストランである。 いったいどんな外観をしているのか気になったので、まずはシャトー・エザへ向かってみることにした。
シャトー・エザへ
道は上り坂になっており、上には木がアーチのようにかかっていて上品な雰囲気だ。
通り道には、スカーフやワンピースなどの衣服を売っている店が多かった。 村の中には生活感といったものはなく、完全な観光地になっているようだった。
しばらく登っていくと、階段の踊り場のような広場へ出た。
中には空家もあるようだった。 扉についている鉄格子がオシャレだ。
広場の脇にも服屋があった。
さらに上へと登っていく。
ここも手作りの工芸品を売っているようだった。 エズ村の中には手作りのものを売っている店が多く、工業製品で溢れる現代の社会を生きる私にとって新鮮さがあった。
こちらはアトリエのようだ。
道はここで突き当たりになり、左右へと分かれていた。
右側はトンネルになっていた。
右へ行くと頂上の植物園へと続いているようだった。 私たちはシャトー・エザを目指すので、左へ進んでいく。
途中で見かけたアトリエがとてもおしゃれだった。
ここの藤の花のカーテンも綺麗だった。
花のカーテンの先には分かれ道があり、下の方へと道が続いていた。
私たちは直進して進んでいく。
道はより一層細くなっていく。
シャトー・エザは左側にあるようだった。
しばらく続いた上り坂が、ここで下り坂に変わった。
そして少し進んだ隠れ家的な場所に、シャトー・エザという文字が見えた。
右側にレストラン、左側にホテルの入り口が並んでいた。 人がほとんどいないのは、まだレストランの営業時間の前のようだからだった。 明日ここに来ることを思い浮かべつつ、私たちは引き返してエズ村の頂上を目指した。