ごちうさ聖地巡礼記(50) 〜エズ編〜 エズ村のふもとを散策
山にあるエズ村の中心へ登る前に、ふもとから見える景色を楽しんだ
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ふもとの橋からの眺め
エズ村に到着した私たちは、来る時にタクシーで通った橋からの眺めが綺麗だったので、すぐ横にある橋へ引き返してみることにした。
ご覧の通り真っ直ぐで綺麗な橋だ。 交通量は結構多くスピードを出している車が多いため、気をつけながら橋の中心へと向かっていく。
向かって左側を見ると、美しい海の景色が広がっていた。
これが地中海の海の色なのだろうか。 左右の2つの山の間に、真っ青な海が広がっていた。
もう少し橋の奥へ行くとさらに海がよく見えそうだったので、さらに奥へ進んでみることにした。
橋の反対側は森に覆われた山になっていた。
橋の中央より奥側へ行くと、さらに海がよく見えた。 この素晴らしい景色を見ることが出来ただけでも、すでにエズ村に来た意味を感じていた。 この先さらにどんな風景を見ることができるのだろうかと考えると、期待が膨らんでいった。
エズ村のふもとを散策
橋の景色を堪能したのでタクシーが到着した地点に戻ろうとしたところ、仲間が一人いなくなっているのに気づいた。 村の入り口周辺を探してみても見当たらない。 どうしたのだろうと思い、連絡を取り合っているメッセージアプリを見たところ、どうやら一人でその辺の山へ登山に行ってしまったようだった。 そろそろ集団行動に限界が来ていることを感じつつ、帰りを待つわけにもいかないので残る3人で先にエズ村の中心へと向かうことにした。
タクシーが到着したあたりの景色だ。 向かって右側がエズ村の中心である。
ふもとには現地のガソリンスタンドがあった。
右手を見ると、村のふもとの入り口あたりは現在工事中のようだった。 そして工事をしている奥には、エズ村の中心がある山の岩肌が姿を見せていた。 エズ村は「鷲の巣村」と呼ばれる、山や崖の頂上に作られた村の代表的なものだということである。 山の頂上に村が造られた背景には、見晴らしの良さから敵を見つけやすいということと、山の南側の斜面に家を建てることで冬の北風から身を守ることができるというメリットがあるということだそうだ(ソース)。
ふもとにはバス停があり、もしバスで来ていたらここで降りていたと思う。
行き先表示からは、モナコとニースの中間だということがわかる。
道の反対側のバス停だ。
矢印の方向へ行くとエズ村の中心へ向かうことができる。
エズ村の中心の方へ
いよいよエズ村の中心へと向かうことにした。 写真に写っている右側の道が、村の中心へ続く登り坂の道へと続いている。
入り口にあった村全体の地図がわかりやすい。 南側にある水色の部分がエズ村の建物がある場所で、中央上側の緑色の丸が山の頂上にある植物園だ。 私たちは右側の赤丸の場所におり、今から左側へと進んでいこうというところだ。
村の入り口へと続く坂道にはレストランがいくつかあった。
こちらの立派な建物は郵便局だ。
坂道の途中には観光案内所もあったので寄ってみた。 しかし小さな案内所で、スタッフの窓口が少々とパンフレットが少々置いてあるだけで、コルマールにあったような立派な観光案内パンフレットのようなものは見当たらなかった。 ついでにトイレに寄ってみたのだが、こちらのトイレは有料で、トイレの入り口に設置されている窓口の人にお金を払い、改札のようなゲートを通るとトイレが利用できるというものだった。
坂道の景色だ。 村の入り口までは車で上がれるようになっている。
脇には南国の植物が生えていて、バカンスに来ているような気分になった。
右側の石垣の上には、なんと宮沢賢治の詩が書かれた石碑が飾られていた。 まさかここで宮沢賢治と出会うとは思ってもみなかったので驚きだ。
坂道の途中にはシャトー・エザという5つ星ホテルの関連の建物があった。 エズ村には2つの5つ星ホテルがあり、両方が鎬を削っているのだが、このホテルはそのうちの1つだ。 実は私たちはこのホテルのレストランで明日の昼食を食べる予定になっている。
こちらはエズ村にあるもう1つの5つ星ホテル「黄金の山羊」(ラ・シェーヴル・ドル)の入り口だ。 びっくりするほど豪華である。
くねくねとした山道を1往復ほど登ると、だいぶ景色の見晴らしが良くなってきた。
右手を見ると、石垣の上にはもう村の中の建物が見えている。
エズ村の入り口に辿り着くと、山の麓から海までを見渡せる景色が広がっていた。
これがエズ村への入り口だ。 私たちは門をくぐり、村の中へと入っていった。