ごちうさ聖地巡礼記(49) 〜エズ編〜 ニースからエズ村へ
ニース市街で朝食を食べた後、エズ村まで移動した
前回の記事
バス停でバスを待つ
ニースのカフェで朝食を食べた私たちは、目的地のエズ村へ向かうバスが出るバス停へ向かうことにした。 仲間が調べてくれたところ、当初乗る予定だったカフェに来る途中で通ったバス停ではなく、一つ先のバス停の方がカフェに近いということだったので、そちらへ向かうことにした。 とは言っても、バス停はカフェが面している道を渡ってすぐのところにあったので、すぐに到着した。
これがそのバス停だ。 カーブしている道の先にエズ村がある。
バス停のすぐ横にある行き先表示にもエズと書かれている。 ちょうどエズ村はモナコとニースの中間にある位置関係だ。
バス停の横にある交差点の眺めだ。
目の前を別のバスが通り過ぎていった。 私たちも自分たちの乗るバスを待っていたのだが、バスの到着時間になっても目当てのバスは来なかった。 海外だしバスが遅れているのだろうかと思い、10分ほどさらに待ってみたのだが、私たちが乗る予定のバスがこない。 流石に不安だということでタクシーを呼ぼうかという話になったところ、ITスキルの高い仲間がその場でタクシーアプリをインストールし、すぐに呼べる状態にしてくれていた。 私たちはタクシーで行くことに決め、アプリでタクシーを呼んだのだった。 後で詳しく書くが、タクシーを使って正解だった。
タクシーでエズ村へ
タクシーに無事に乗ることができた私たちは、エズ村へ向けて出発した。
タクシーは軽い登り坂を進んでいく。
少しするとチラッと海が見えてきた。
小高い丘の斜面に白を基調とする建物が見えるようになってきた。 ニース市街の建物とは違う趣だ。
海沿いには起伏のある丘がいくつもあり、その斜面に家がいくつも建っていた。 アルザス地方とは違った価値観だが、青い空と白い家がとても合っているように思えた。
エズ村への道中で
タクシーに乗っていると度々海が見えたのだが、それを見て私たちが喜んでいると、タクシーの運転手が「後でもっといい場所があるからタクシーを停めてあげるよ」と言ってくれた。 そしてしばらく走っていくと、そのスポットに到着した。
目の前に広がる青い海の美しさに見惚れてしまった。 青い海と青い空が交じり合い、境界線はうっすらとした白い線になっている。 今までこの海の色を見たことがあっただろうか。 日本海とも太平洋とも違う、コバルトブルーを薄めたような碧い海が眼前に広がっていた。
この場所はちょうど路肩にスペースが設けられており、車が停まれるようになっていた。 もしかするとこの景色を眺めるために作られたスペースなのかもしれない。
海の反対側は山の斜面になっていた。
私たちが走ってきたこの道も、何ともフォトジェニックである。
エズ村に到着
タクシーはトンネルを潜り、抜けると橋に差し掛かった。
橋からはまた海が綺麗に見える。
橋を渡ると、運転手からエズ村に到着したよと告げられた。 タクシーの運転手にお礼を言い、私たちはタクシーを降りた。
これがエズ村のふもとの景色だ。 コルマールでも見かけたカジノ・ショップ(フランスのスーパーマーケットの名前)が、ここにもあった。
周囲を森に囲まれた、とても雰囲気のいい場所だ。
今通ってきた橋からは絶景が望めそうな気がしたので、私たちはそちらへ向かっていった。
この写真はお気に入りの一つだ。