ごちうさ聖地巡礼記(40) 〜コルマール編〜 コルマールとの別れ
5日間過ごしたアパートに別れを告げ、コルマール駅へ向かう
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アパートとの別れ
コルマール最終日の朝がやってきた。 最終日とは言うものの、午前中の電車でストラスブールへと向かう予定なので、朝のうちにアパートを離れる予定だ。
寝室の天窓のシェードを開けると、空には青空は広がっていた。
アパートから見える景色も見納めなので、しっかりと目に焼き付けておく。 しかしコルマールを離れる日に一番良い天気に恵まれたようだ。
自炊で使った調理器具は元の場所に戻し、ゴミは部屋の隅にまとめておく。
スーツケースの準備も早々に完了した。 というのも、コルマールで買ったお土産を詰めたものの、スーツケースはまだ半分ほどスペースが余っていたからだ。 スペースにゆとりがあると荷物を適当に詰め込めるから楽だ。 想定ではもう少しゆっくりお土産を見て回れると思って大きめのスーツケースにしたのだが、思ったより時間がなくてどっさりお土産を買うことができなかったのだった。
リビングの中央に置かれたダイニングテーブルだ。 3日目の自炊で非常に役に立った。
全員の準備が整い、私たちはアパートを後にした。 今思えばシャワーブースの排水溝が詰まっていたり、水漏れで隣人とトラブルになったりするなど色々と住居トラブルに見舞われたわけだが、4日間も暮らしていると愛着も湧いてくるもので、去る時にはこの部屋に名残惜しさを感じずにはいられないのだった。
最後に思い残すことがないように、チマメ橋で記念撮影タイムをとった。 橋の欄干の上に寝そべりを並べたわけだが、今思うと風が吹いて落ちなくて良かったと思う。
それにしてもコルマールで一番美しい場所に泊まれて本当に良かったと思っている。 自分が好きだ、美しいと思う場所に住むだけで、生活の満足度は上がるものなのだと実感した。
橋のすぐ近くにはめずらしく白い鳥が泳いでおり、私たちを見送ってくれた。
コルマール駅へ
アパートから駅へは公園を通って行き、最後に公園とリゼ邸を撮影して駅へ向かうことにした。
しばらくコルマールには来れないので、石畳の感触を足裏で味わいながら駅へと歩いていく。
天気がいいと壁の色や窓枠の色がいつもより綺麗だ。
この広場も10回以上は通ったと思う。
何度目かのシャン・ド・マルス公園に到着した。
快晴なので、木々が一層青く感じられてとても綺麗だ。
この噴水もしばらく見納めだ。
空には雲ひとつなく快晴である。
公園の脇の花壇には綺麗な花が咲いていた。
そしてこちらがリゼ邸のモデルになった建物だ。 以前も紹介したが、県の役所のような建物のようだ。
リゼ邸から離れて全体を写真に収めてみる。
私は離れたところから写真を撮っていたのだが、仲間の一人が柵の近くまで近寄って非常に細かい部分まで写真を撮っていたところ、建物の職員の人から注意をされてしまったようだ。 行政の建物なので、警備が厳重なのだろう。 今後ここを訪れる方は、遠くから写真を撮るくらいにするくらいにすることをお勧めしたい。
まだ写真に収めていなかったので、公園のベンチもしっかり撮影した。
こちらはゴミ箱だ。 コルマールの街中には結構色々なところにゴミ箱が設置されており、ゴミを捨てるのに助かった。 フランスの街を日本と比較するとトイレは少ないがゴミ箱は多い印象だ。
コルマール駅の近くへとやってきた。
私たちが到着した時にホームから出てきた出口だ。 もう4日前なので懐かしい。
こちらはコルマール駅のホーム出口から正面を眺めた景色だ。
コルマール駅のホームは黒い鉄の柱がかっこいいと思う。
駅舎には現地のファストフード店が入っていた。
電車に乗るには駅の正面の建物からホームへと入っていく。 私たちはコルマール駅の建物へと入っていった。