ごちうさ聖地巡礼記(38) 〜コルマール編〜 リクヴィールからコルマールへ
リクヴィールからコルマールへ戻った後は自由時間を過ごした
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雨上がりのリクヴィール
プチ・トランに乗っている時には小雨が降ってたのだが、丘の上を巡って村へ戻ってくる頃にはすっかり雨は止んでいた。 コルマールへ戻るバスまでの時間は30分ほど先だったので、リクヴィールの入り口付近を散策することにした。
村の正面の道路は雨で濡れており、雨あがりの景色が広がっていた。 雨が上がった後は道が色々なものを反射していて綺麗である。
郵便局の近くには地下へ降りる階段があり、地下には公衆トイレがあった。
リクヴィールの入り口付近にはお菓子屋さんがあったので、マカロンを買ってみた。 この店だが私たちがコルマールで借りているアパートの建物の1階に入っているビスケット屋さんと同じであった。
すぐ近くにはお土産屋さんがあったので入ってみると、木組みの家のミニチュアがたくさん並んでいた。 全部買えばリクヴィールの村を再現できそうだ。
村の入り口の噴水付近には綺麗な花が飾られていた。
そんなこんなで色々見て回っているうちにバスが来る時間になり、私たちは帰りのバスへと乗車した。 リクヴィールとはお別れだ。
コルマールへ戻る
帰りのバスも一面のブドウ畑の中を進んでいく。 一体これほどの広さの畑をどうやって管理しているのだろうか。 きっと多くの人手が必要なのだろう。
雨が止んだ空を見ると、雲の切れ間から日光が差し、リクヴィールから帰る私たちを見送ってくれているようだった。
コルマールで自由行動
リクヴィールを出発したバスはコルマール駅前に到着した。 この後19時からラビットハウスのモデルとなったレストランで夕食を食べる予定まで2時間ほどあるので、そこまで各自の自由時間とすることにした。
まずはもう一人の仲間とコルマール駅の正面ホールを見て回ることにした。
明るい時間は正面にあるガラス窓の透かし絵が中から楽しめる。
入り口を入ってすぐ左手には飲み物やサンドイッチなどを売っている売店があった。
フロアの真ん中には青い機械が固まって置かれているが、これが電車の券売機だ。 仲間と明日チケットを買うシミュレーションを行った。
ここで仲間が一人で回りたいようだったので、別れて一人で行動することにした。 私はホールの中に入っていた “Relay” というコンビニに入って何か買うことにした。 コンビニの中を見てみるとフランスでもコーヒーを売っているようで、日本では見かけないエスプレッソが売っていたので、試しに買ってみることにした。 レジでエスプレッソをくださいと言うと、とても小さいカップを渡された。 自分でコンビニの入り口付近あるコーヒーマシンのボタンを押してコーヒーを注ぐのは日本のコンビニと同じ方式だ。
しかしこのサイズの紙コップでエスプレッソを飲むのはなかなか新鮮だ。
駅の近くのシャン・ド・マルス公園でくつろぎながらコーヒーを飲むことにした。 先ほどリクヴィールで小雨が降っていたのとうって変わってとてもいい天気だ。
公園のベンチに腰掛けた時に見える景色だ。
上を見ると木々の間から青空が見えて気持ちいい。
天気がいいと噴水の水がいつもよりキラキラ輝いて見えて綺麗だ。
公園のまだ歩いたことのない道を通ってコルマールの中心へと戻ることにした。
公園の中には小さな池のような場所もあった。
こういう細い道は歩いていて気持ちがいい。 とても居心地がいい公園だ。
公園からチマメ橋へ
せっかく天気がいいので、私はチマメ橋付近までの道を辿って写真を撮っていくことにした。 コルマールに到着した日は曇りだったからだ。
コンクリートの道から石畳みの道へと変わり、だんだんと木組みの家が見えてくると心が弾んでくる。
やはり天気がいいと木組みの家の色が鮮やかで美しい。
晴れている日のテラス席はとても気持ちがよさそうだ。
何度も通った大通りだ。
この広場もそろそろ何度載せたか数えきれなくなってきた。
プティット・ベニスも晴れているときは、木々の緑、テラスに飾られた赤い花、水面映った空の青といった色が鮮やかでより一層美しい。
ポワソヌリ通りの細い路地には日光が差していて、いつもより明るい雰囲気になっていた。
朝には日陰になっていたが、この時間は木組みの家に陽が当たって非常に美しい色を出していた。
青空が映ったロシュ川の景色は見惚れるほど美しい。
木組みの家とロシュ川を写した欲張りショットだ。
せっかくなので、並んでいる家を1軒ずつ写真に撮っていくことにした。
これは私たちが宿泊しているアパートだ。
木組みの家を撮った後は、チマメ橋を渡った右側にある、マルシェ・クヴェールという店に行ってみることにした。 私たちが到着してから一度も開いているところを見ていなかったからだ。
建物の前に行ってみると、扉が開いており、営業中のようだった。
レンガ造りの立派な建物だ。
中に入ってみると、ちょうど日本のデパ地下のように、色々な店がフロアに屋台のような店を出しており、チーズやジャムなどを売っていた。
のんびりコルマールを散策していたのだが、今後の予定について考えたところ、ちょうどこの自由時間しかコルマールのお土産を買う時間がないことに気づいた私は、急いで街の中心部へと向かった。 お土産としてはブドウの柄が彫られたワイングラスと、私たちのアパートの1階に入っているビスケット屋さんと同じ店がコルマールの街の中に数店舗あったので、そこでリクヴィール・マカロンと通常のマカロンとクッキーを買った。 日本に帰ってから食べた感想としては、買って帰ったどのお菓子も美味しかったのだが、特にこのお店のリクヴィール・マカロンが美味しかった。 (リクヴィールで買ったリクヴィール・マカロンより、時間が経ってからも風味が落ちていなくて美味しくいただくことができた。) リクヴィール・マカロンはアルザス地方でしか買えないので、コルマールに来た人のお土産としておすすめだ。