ごちうさ聖地巡礼記(32) 〜コルマール編〜 自由行動(コルマール街歩き〜コルマール駅)

ごちうさ聖地巡礼記(32) 〜コルマール編〜 自由行動(コルマール街歩き〜コルマール駅)

エギスハイムからコルマールに戻った後は、それぞれが自由にコルマールを巡った

Yuri Chayamachi · 8 minute read

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タクシーを降りアパートへ

エギスハイムからタクシーに乗ること10分、タクシーの運転手にプティット・ベニスまでお願いしますと頼んだところ、橋の近くの広場に降ろしてもらった。 支払いは行きも帰りもクレジットカードで行うことができた。

橋には相変わらず川の景色を見ようとしたり、川を背景に自撮りをしている観光客でいっぱいだった。 川の方を見てみると、ちょうど川下りをしている舟が近くに来ていた。

やはりプティット・ベニスの景色は何度見ても美しい。

自由行動で街歩き

一旦アパートに戻り、時計を見ると時刻は18時だ。 コルマールは緯度が高いので、5月の時期は日暮れまであと2時間くらいある。 夕飯は昨日コンビニで買った食料があるので、アパートでそれを食べることにして、日暮れまでの時間は各自の自由行動にしようという話になった。

私はまず、まだ回ったことのない道を歩いてみることにした。

サンマルタン教会の北側のセリュリエ通り (Rue des Serruriers) へ行くと、可愛らしいイースターの飾りつけがされた店を見つけた。

その隣の店も2階部分にコルマールのシンボルであるコウノトリの飾り付けがされていて、こちらも可愛らしい。

ここは私有地のようだ。

そのままサン・ニコラス通り (Rue Saint-Nicolas) を北上し、クレ通り (Rue des Clefs) まで来た。 目の前にあるのはスタバと、熊のぬいぐるみが飾られた家だ。

こちらはクレ通りの反対側の景色だ。

そこから随分南の方へ歩いて、ココアと千夜の学校のモデルがある広場まで来た。 木組み造りの渡り廊下が良い。

イースターの飾りが綺麗だったので撮ってみた。

大通り沿いにいい雰囲気のレストランがあった。

ここから裏通りをメインに歩いていく。

大通りの一本西側にあるショフール通り (Rue Chauffour) だ。 裏通りでは人をほとんど見かけない。

突き当たるとベルト・モリー通り (Rue Berthe Molly) に出るので、左に進んでいく。

これはどこの景色だったか思い出せない。

ベルト・モリー通りからのぞいたランシエンヌ・ポスト通り (Rue de l'Ancienne Poste) の眺めだ。 細くて google street view もない。

ベルト・モリー通りに面した店には、店の前に電飾が飾られていた。 夜になるときっと綺麗だ。

ベルト・モリー通りからのぞいたポルト・ヌーヴ通り (Rue de la Porte-Nerve) だ。 ここがパリなら裏通りは落書きだらけだろうが、コルマールではちょっとした落書きしか見かけない。 裏通りを見るとコルマールの治安の良さがよく分かる。

ベルト・モリー通りからのぞいたワイナマール通り (Rue Weinemer) だ。 読み方は合っているか分からない。

そのままベルト・モリー通りを進んでいく。 右側にある家のベランダにコウノトリのぬいぐるみが座っていて可愛いらしい。

突き当たると、ウンターリンデン美術館へ行くときに通ったマルシャン通りに来た。

マルシャン通りを左方向へ進んでいき、シャン・ド・マルス公園の方へ行くことにした。

壁にあったコウノトリのドット絵が可愛い。

公園を横切り、駅の方へと渡った。 コルマールへ来てから駅の周りをあまり歩いていなかったので、この機会に少し散策してみることにした。

コルマール駅周辺を散策

駅に着くと時刻はもう20時半ということもあって、さすがに少し暗くなってきていて、駅の照明も付いていた。 コルマールに来てから気づいたことだが、コルマールでは日暮れ間近でも夕焼けが見られず、空が白いまま暗くなっていく。 夕焼けは太陽が水平線に近づいたときに起きるのだが、コルマールは東西を山に挟まれているため、太陽が水平線に近づく前に山に隠れてしまうのかもしれない。

コルマール駅の正面にあるガラス窓には透かし絵が入っており、照明がついていると外からでもよく見える。

駅の正面には水が張られた池があり、写真映えするようになっている。

駅舎の真横まで来てみた。

夜のコルマール駅のホームは静かで雰囲気がいい。

よく見るとわずかに空が赤らんできていた。

線路だけ見ていると景色は日本とあまり変わらないが、細かい表示の違いで外国にいることを感じる。

この写真は結構お気に入りの一枚だ。

余談だが、橋の横には信号機があり、車用の信号と歩行者用の信号が付いていたのだが、フランスの歩行者用の信号は点滅がなく、青からいきなり赤に変わるから結構心臓に悪い。 日本の信号の点滅する仕様がいかにありがたいかを、フランスに来て知った。

振り返ってみると、空が暗くなっていく中で、コルマール駅の明かりがとても優しく見えた。

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