ごちうさ聖地巡礼記(30) 〜コルマール編〜 エギスハイムを一周(後編)
エギスハイムを囲む道路の北側を散策
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エギスハイムの北側へ
エギスハイムの東側から南側をぐるっと回り、私たちは西側にある広場にたどり着いた。ここから再びエギスハイムを囲む道へ戻り、道の両側にある家に施された美しい装飾を眺めながら歩いていく。
建物に蔦が這っているが、おしゃれな飾りとして機能している。
切り株に描かれた顔が面白い。
花の両側には手作り感あふれるウサギとニワトリのぬいぐるみが飾られている。 エギスハイムで見かける飾りはほとんどが手作りのもので、工業製品に囲まれて暮らしている現代の私たちにとって、こんなに手作りのものに囲まれているのは新鮮だ。
アーチ型の木製の入り口が立派だ。
珍しくかなり前方まで見渡せる場所もあった。 今歩いている道はカーブしているところがほとんどなので、まっすぐな道は貴重だ。
赤、緑、黄色の3色が揃って綺麗だ。
今は使われていない井戸の跡があった。 昔はここから飲料水を汲み上げていたようだ。
時々内側の道とつながっている場所もある。
窓の扉に綺麗な模様が描かれていた。 おそらく手描きだ。
こちらの家の軒先には木で作られたウサギが飾られていた。 手作り感がとてもいい。
エギスハイムでは珍しい、テラス席がついたレストランがあった。
隣の店のガラス窓のステンドグラスのような飾りが素敵だ。
北の方までくると、少し道が広くなり、車が止まっている家もでてくる。
駐車場のような場所もあり、少し生活感がある区画だ。
入り口の横に日時計がついていて面白い。
ピンク色の木組みの家が綺麗だ。
扉に飾られてリースが豪華で美しい。
真っ赤な窓の扉がおしゃれだ。
こちらの扉も朱色に塗られており、扉が開いている状態で美しい。
こちらの家には綺麗な紫の花がついた大きな木が植えられていた。
だいぶ道幅が広くなってきた。 余裕で車が入れる幅だ。
鉄柵の中に植木鉢とうさぎの人形が飾られていて可愛い。
所狭しと木組みの家が並んでいる中で、珍しく広い空間がひらけていた。
この辺りは木組みの家ではなく、比較的新しい家が建っているようだ。
道端に黒い猫が横になってくつろいでいた。
道幅が広くなってきたと思ったら、北ランパール通りはここで終わりのようで、エギスハイムの東側の大通りへと戻ってきた。 これでエギスハイムの村をぐるっと一周してきたわけだ。 エギスハイムはそれほど大きい村ではないのだが、目を引く美しい場所が多すぎて、写真を撮りながらゆっくり歩いていたら余裕で1時間以上が過ぎてしまった。 色とりどりの木組みの家がいくつも連なっている光景は圧巻の美しさで、観光客がたくさん訪れるのにも納得であった。
さて、まだ行っていない場所はエギスハイムの中心である。 私たちは大通りを歩いてエギスハイムの中心へと向かっていった。