ごちうさ聖地巡礼記(29) 〜コルマール編〜 エギスハイムを一周(前編)
エギスハイムを一周するように作られた道を歩いていく
前回の記事
分かれ道を左側へ
エギスハイムのお目当てのスポットを回収した私たちは、分かれ道を左側へ進むことにした。 エギスハイムには村の中心を囲むように何本か円形の道が作られているが、分かれ道を左側へ行った道は村の内部にある道の中で一番外周にあたる道だ。 村の行き先案内には「芸術的な周回路」(Circuit Artistique) と書かれており、エギスハイムの代表的な観光ルートのようだ。
細い道の両側には色とりどりの木組みの家が建っており、とても可愛らしい雰囲気だ。 家の形や色はコルマールのポワソヌリ通りに並んでいる家と似ているが、こちらの方が少し古さを感じる。
ハートの飾り付けが可愛らしい。
愛嬌のある表情をしたうさぎが可愛い。 手作り感あふれるイースターの飾り付けのようだ。
こちらにもイースターエッグが飾られている。
窓枠にハート型の穴が開けられていて可愛い。
窓枠に飾られた植物がおしゃれだ。
エギスハイムにもピザ屋があった。
道の途中には工事の足場が組まれているところもあった。
窓に飾られた花が綺麗だ。
木で組まれたハートの飾り付けとクッションが可愛い。 ニワトリはイースターの飾り付けだろうか。
なんとも手作り感あふれるベンチだ。
この家には鍋やデキャンタなどのキッチン器具が吊り下げられていた。 こんな飾り方もあるのだと感心する。
こちらはティーサロン、喫茶店だ。 壁にスプレーで描かれた店名がいい味を出している。
木の枝に店の名前が彫られている。 最後のスマイルマークが良い。
入り口の上にイースターエッグと蝶の飾り付けがある。 こんな可愛らしい飾り付けが見られるなんて、この時期に来て正解だ。
ランパール南通りを途中まで進むと、大きなワイナリーが見えてきた。 今までの建物の中でもとりわけ目立つ建物だ。
建物はかなり大きい。
建物の右側に見えているのは、分かれ道の右側から続いている道路だ。 こちらは左側の道路よりも少し地味に見える。
村の中心方向に見える塔の先端には、鳥が巣を作っていた。
ワイナリーの階段にはワインが飾られている。
再びワイナリーの左側の道を選び、進んでいく。
こんな小窓にも花が飾られている。 むしろこの大きさが良い。
エギスハイムの建物には、しばしば地面の近くにこのような窓が設置されている。 推測だが、地下室に続いているのかもしれない。
看板には「アルザスの高級ワイン」と書かれているので、ここもワインショップのようだ。
家の色が綺麗だ。
こちらの家の軒下に飾られている陶器の器は、アルザス地方でよく食べられている「クグロフ」(Kugelhopf) という焼き菓子の焼き型だ。 飾り方がユニークで面白い。
エギスハイムではパン・デピス (Pain d’epices) という食べ物をよく見かけた。 実際に食べてはみなかったが、どんな味なのか気になる。
クリスマスリースのような飾り付けが綺麗だ。
サン・ピエール広場
しばらく歩いていると、ちょっとした広場に出た。 サン・ピエール広場 (Place Saint Pierre) という場所らしい。
広場の中央には大きな木が植えられており、その横ではお爺さんが笛を演奏していた。 演奏が終わると周りで見ていた人から拍手が起き、なんとも平和な雰囲気だった。 おじいさんの演奏の横には「お金はいりません」と書いた札が立っており、純粋に皆を楽しませるために演奏しているようだった。
広場の中心からは、エギスハイムの村を東西に貫く大通りが伸びていた。 つまり、この広場はちょうど南北の中心にあることになる。
広場の横にはまた面白い形をした本棚があった。 エギスハイムの飾り付けは一つとして同じものがなく、どれもがユニークだ。
ここから先はエギスハイムの北側になる。 私たちはそのままランパール北通り(Rue du Rempart Nord) を進んで行った。